⑪深大寺

　深大寺は国分寺崖線（ハケ）の谷戸の地形を利用して、天平5（733）年に開創された東京で最も古い寺院の一つです。武蔵野の緑豊かな森の中に位置する境内にはいくつものお堂があり、中でも釈迦堂には、白鳳期の傑作とされる東日本最古の国宝仏「釈迦如来像」が安置されています。また、門前の参道には、400年余りの歴史を持つ「深大寺そば」の店が20件余り軒を連ね、各々の店が個性を競い、訪れる人の舌を楽しませてくれます。